ブログ|ふるせ動物病院

皮膚と栄養

この子は ここ数年、皮膚炎が治らずに 困って 来院されました。   とても特徴的に 禿ていて ホルモンの病気と 痒みの強さやしつこさ からアレルギーも疑われます。   そこで ホルモン検査と一般血液検 … 続きを読む

【手術写真注意】子宮蓄膿症とういう病気

犬は 避妊手術を受けさせないでいると かなり高い頻度で 子宮蓄膿症という病気になります。   根本の原因として 子宮に異常があるわけでなく ホルモンの異常 つまり 卵巣の異常や ホルモンを受け取る子宮の異常 に … 続きを読む

犬の避妊手術をうけさせるべきか? 自然でいたいし

やっぱり自然に飼いたいし かわいそうだし でも、みんな手術させてるし なんだか迷う。。。 そうです。 避妊手術をするかは迷います。   獣医師としては 迷ってる飼主様に 無理矢理 手術をさせることはありません。 … 続きを読む

悲劇。パンツ。はかされました。。

今回は 「猫とパンツについて」 ではなく 骨折についてです。 この子は 外で生活していて ある日みると 急に元気なく 歩き方がおかしいと 保護され 動物病院にやってきました。 若い猫の骨折は 治りが早く 安静にそして 軽 … 続きを読む

ガン治療のカギはコレステロール

  ガンになれば コレステロール値は高い方が 良いです。   コレステロールは 抗ガン作用に働く ビタミンDの原料であり 健康な体に必要な ホルモンやコエンザイムQ10など 様々な体の原料となります。 … 続きを読む

【手術写真注意】申し訳ない手術

大きくなったガンは 動物自身の免疫から 逃れようとする力が強くなります。 そして、体の命令を無視して 体からたくさんの 栄養を奪いながら 大きくなりつづけます。 ガンが大きくなるのを止めるために できるだけ、小さくしてい … 続きを読む

「足を失うか」の最終選択は。。。残す。。

写真の子は 手の甲に腫瘍ができて 少し様子を見ていたら、 アッというまに大きくなり 足をまるごととらないと 完全に腫瘍を取り除くことが できない状態となっていました。 このガンの 増殖スピードは すさまじく早く 手の甲の … 続きを読む

「足を失うか」の最終選択は。。。

犬や猫の足は4本。 前足が 体重のほとんどを支えて 後ろ足が 前へ進む推進力を作っています。 その役割分担のため 犬や猫の足は人より細い作りになっています。 もし仮に 足のさきに質の悪いガンができてしまうと 足の細さ 足 … 続きを読む

フードが合っているかどうか家庭で判断する方法

そりゃ フードを 食べたら嘔吐する。下痢をする。 合ってないのは 簡単に判別できます。 でも、下痢や嘔吐がないのに 涙焼けが多い 足先が痒くなる 耳がすぐ痒くなる なんだか元気がない。 こんな症状に該当すること ありませ … 続きを読む

手作りごはんとドライフードについて動画をあげました。

栄養素が十分足りているとされている ドライフード。 ドライフードだけ食べてても タンパク質が不足していたり コレステロールが不足していたり 亜鉛が不足していたり 鉄が不足していたり ビタミンDが不足していたり。。 栄養素 … 続きを読む

【手術写真注意】再生医療を使ったハイクラス手術

キズくっつくかなー? 治らないかもなー? 大丈夫かなー? この子は 腸コロナウイルスという 下痢を起こすウイルスに感染。 3か月間 ずっと下痢をしていていたようです。 下痢をほっときすぎて 腸が激しく動き 腸が腸を飲み込 … 続きを読む

【手術写真注意】難しい手術をしたけどしないに越したことないという話

アンチエイジングや美容でも重要と考えられている栄養素 脂質。 控えすぎると 必須の脂質や 脂溶性ビタミンも不足して 肌はガサガサ、ガンをはじめ様々な病気の元となります。 このような脂質は 胆汁の助けによって体に吸収されて … 続きを読む

とっても珍しい症例と栄養療法

あれ?どこ?タマタマはどこ? タマタマが玉袋にありません。 正常であれば、 男の子のタマタマは、生まれた直後にお腹の中から玉袋に移動してくるはずです。 この子の場合、どうやら、 ふたつともお腹の中に残されたままのようです … 続きを読む

猫の採尿と結石におすすめのフード

おっしこを調べることは、病気の早期発見や予防に役立ちます。 尿がうすすぎたり タンパク質が多ければ 腎臓が悪い可能性 PHがおかしいと結石の危険性 があり 尿に糖が出ていると 糖尿病です。 下の写真は自宅でPHを図ってい … 続きを読む

幼少期からの繰り返す下痢

あわないフードを食べると下痢と血便をするか お尻の穴が真っ赤になる 2歳になっても安定しない状況でした。 アンチエイジングや再発予防の観点からも、体質を改善しておくことが重要であると飼主様の理解を得て、血液検査とアレルギ … 続きを読む

腎不全とサプリメント

栄養療法開始前 【症状】 平衡感覚を調節している三半規管の病気で食欲がなく、 それに加えて持病の腎不全と貧血があり終始ヘェヘェとパンティング。 元気がなく とても不安そうな顔をしていました。 尿蛋白 (UPC) 0.92 … 続きを読む

皮膚病/再生医療

猫の好酸球性皮膚炎という病気があります。 アレルギーの一種なのですが 皮膚が盛り上がり、真っ赤にジクジクした皮膚炎をおこします。 根本の治療は、 アレルギー反応を起こしている物質を検査したり 柔軟剤などの化学物質の接触を … 続きを読む

栄養療法/亜鉛不足/症状の多いワンちゃん

【症状】 夜中じゅうずっと、ご飯の要求吠えをする。 呼吸がはやい。 ふらふらと歩きづらい。 飼主さんは特に夜中の要求吠えに困っていました。 検査をしたところ 心臓、腎臓、肝臓、甲状腺の数値が悪く 血中の亜鉛濃度も低くなっ … 続きを読む

中性脂肪/胆泥/食事で治す

  もうそろそろ9才。   犬も中年になって中性脂肪が気になる…。 って、高っ!1000以上っ!   2017年の検査では機械で測れないくらい高かった…。   2018年は療法食に … 続きを読む

再生医療/ネコ幹細胞培養液/角膜損傷

猫クラミジアから立派な結膜炎になった猫ちゃん。 さらに自傷行為により目をキズつけて、目を開けれなくなった様子です。 この子の場合、目の中まで炎症が及んでいました。 角膜にキズが付くと、悪化して失明する恐れがあります。 や … 続きを読む