大発見/意外と胆嚢治療したら眼が治る/栄養不足

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犬・胆泥・角膜潰瘍1

 

 

 

筋肉を作りたいなら、蛋白質と運動。

脳を動かすには、チョコレートなどつまみながら、ビタミンB群飲んで動かす。

美容のために、美肌コラーゲンを作るには、鉄と蛋白とビタミンC

 

では、治りにくいキズを治すには?

 

この子は、眼のキズが治りにくくて困っている16歳。

キズが治りにくい原因は、眼にビタミンAが足りてないと判断しました。

なぜなら

犬・胆泥・角膜潰瘍2

胆嚢がドロドロで、白い塊がエコー検査で確認できるほど。食後なのに巨大な胆嚢が写っています。

胆嚢に入っている胆汁は脂質の消化(ミセル化)にとても重要で、働いてないと脂質と脂溶性ビタミンは吸収されません。

 

つまり、脂溶性ビタミン(特にビタミンA)を吸収できなくて、眼が治りにくいというわけです。

 

犬・胆泥・角膜潰瘍3

 

当院では、ミセル化した脂溶性ビタミンのサプリを摂取してもらいながら、胆嚢の治療を行い、全身への供給も同時に行います。

すると

犬・胆泥・角膜潰瘍4

1月以上、角膜潰瘍の治療に反応がなく、治りにくかった角膜のキズが、さらっと治っていきました。(角膜のキズは特殊な染色で緑色にしてあります。)

犬・胆泥・角膜潰瘍5

犬・胆泥・角膜潰瘍6

犬・胆泥・角膜潰瘍7

スッキリしたためか、テンション高めです(笑)

さらに嬉しいことに、

臭かった口臭もなくなったと報告いただいております。胆汁が働いてないことで(脂溶性ビタミンが不足して)口の中の粘膜が上手に育たず、口臭がしてたと考えられます。分子整合栄養医学(オーソモレキュラー)だからこそ、アンチエイジング的な切れ味で治療が可能です。